やーだ!てへぺろ ♪♪って、             私をゆるす日記。

明日のわたしの「こころ」と「からだ」を整えたくて

LGBT、考え中。

仕事柄、診断名が「LGBT」と目にする機会がある。

 

 

 

性同一性障害

2019年から障害の名が外れ、

ICD11には「性別不合」となる。

 

 

 

 

 

LGBTの方々にとっては

光が差した報告だったんだろうな。

からだの性とこころの性の違和感が

障害ではなくなったんだもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

小学生のころ

同級生の女の子がいて、

低学年、クラスが一緒で

下校していた。

1年生はスカートはいていたけど、

2年生から半ズボンを毎日履いて、

「俺」と自分のことを表すように。

1年生の時は、ふんわかしたイメージだったけど、

急に荒っぽくなって、

がに股で歩く。

「うるせー」怒鳴る。

男の子とケンカする。

が、日常になった。

ケンカして力で負けて、泣いていた。

 

 

 

 

 

 

「なんで、女なのに

男みたいにしてんだよ。」

 

 

 

 

 

「男の子になりたい。

どうして私は、女になったんだ。

スカートなんか履かない。」

と、泣いていた。

 

 

 

 

半ズボンをはくことと

男の子らしく乱暴に振舞うこと

だけが、男の象徴ではないけど、

日々過ごす、

小学校という調律のとれた空間で

唯一、自分らしさを強調できる行動だったんだろう。

 

 

 

 

泣き叫ぶ彼女に

なんて声をかけたか覚えていない。

だけど、そんな彼女を見ながら、

おかしくなったのかな。とか不思議と感じなかった。

 

 

 

私自身、小さい頃から

 

 

どうしてお父さんは家事をしなくてよいのかな。

どうして女の人は、子供を産んで、育てて、仕事して、家事して

体壊さないんだろう。母は丈夫だな。

私だったら、怒るかもしれないな。

たまには手伝って、お父さん。って。

男の人は、仕事。

女の人は、家事、こそだて、仕事。

天秤が壊れてるって、日々思っていたので、

男らしさ、とか、女らしさに与えられた役割に

違和感を持っていたからだ。

お母さんなんか、なるものか。って小さい頃は思ってたな笑。

 

 

 

 

 

だって、大変そうだ。

私なら、疲れたら、寝るし。

おやつだって、食べたいし。

自分のこと大事にしたい。

 

 

 

 

だから、半ズボンの彼女に

共感するところがあったんだと思う。

 

 

 

 

ただ、真意はわからない。

2年生だったから。

 

 

 

 

いま、彼女はどうしてるかな。